休むことへの罪悪感を手放す

休むことに罪悪感を感じ、
無理して頑張り続けた私。
休むことを許せなかった日々を経て、
やっと「休んでいいだよ」
と思えるようになりました。
心と体を癒す生き方へ。
今日はそんなお話を届けます。
休むことへの罪悪感を手放す
はじめに

今日のブログでは、
「休むことへの罪悪感を手放す」
というテーマについて、
私自身の体験を交えながら、
ゆっくり綴っていきます。
ここ数年、私は、
「頑張らなきゃ」
「もっと努力しなきゃ」
そんな想いに突き動かされながら、
走り続けてきました。
でも、気がついたら
心も体も、すり減っていたんです。

今回のブログでは、
そんな私がどうやって
「休むこと」に向き合い直したのか。
そして、これからどんな働き方、
生き方を目指していこうとしているのか。
そんなことを、
やさしくお届けしていきます。
もし今、
「休むのが苦手」だったり、
「もっと楽に生きたい」と感じている方がいたら、
少しでもヒントになったら嬉しいです。
休むことに罪悪感を感じていた私

「休むのが苦手」
そんな自分に、ずっと鞭を
打ってきたような気がします。
頑張れば頑張るほどいい。
努力すれば報われる。
休むとなんか不安…。
そんなふうに思い込んで、
私はここ数年、走り続けていました。

・朝は、早く起きなければいけない。
・やらなきゃいけないことは山ほどある。
だから気合で、無理やりでも動かなきゃ。
そんなふうに、自分を追い込んでいたんです。
本当は、私は疲れやすいところもあるのに、
「こうあるべき」という理想で、
自分を動かしていました。
無理して頑張ることが正しい、
そう思い込んでいたんです。
でも、そんな無理は、
やっぱり長くは続きませんでした。

体調を崩し、声が出なくなり、
思考も回らなくなったとき、
「ああ、いくら頑張っても、
これじゃ意味がない」
心の底からそう思いました。
無理をすることが、
必ずしも正しいわけではない。
そう気づき始めた、私の小さな転機でした。
びっくりするくらい眠かった日々

2024年。あの年は、
本当にびっくりするくらい
眠い日が続きました。
寝ても寝ても眠い。
朝起きても、まだ眠い。
仕事に向かおうとしても、まぶたが重い。
充電が切れたように動けなくなる。
そんな日々を、
何度も繰り返していました。
「これでいいのかな」
「私、怠けているんじゃないかな」
そんなふうに自分を責める気持ちも、
正直ありました。
でも、どんなに無理をして
机に向かっても、頭は全然働かないし、
手も動かない。

そのたびに、ただただ落ち込んで、
やろうと思ってもできない自分にも
もどかしく思う気持ちもあり、
自信を失っていったのを覚えています。
今、あの頃を振り返って思うのは、
眠気は「怠け」なんかじゃ
なかったということ。

それは、長い間、自分に鞭を打って
走り続けた私への、体からの
「もう限界だよ」というサイン
だったんだと思います。
体の声を無視して無理をすれば、
思考も感情も安定しない。
そして、いい仕事なんて絶対にできない。
本当に当たり前のことなのに、
あのときの私は、
それすら見えなくなっていました。
今ならわかります。
眠かった私、動けなかった私、
それもぜんぶ、
がんばってきた結果なんだって。
あのときの自分に、
「大丈夫だよ」
「よくここまで頑張ったね」
と、そっと声をかけてあげたい
気持ちでいっぱいです。
本当の自分に気づき始めた

びっくりするくらい
眠かった2024年を経て、
私はようやく、
自分のことを見つめ直し始めました。
頑張ることが当たり前だった私。
でも、本当はどうだったんだろう?
無理をしてでも動かなきゃいけないと、
自分を追い詰めていたけれど、
そんな私の中には、
違う側面があったことに気づいたのです。
私の中には、3人の「私」がいると。
・生活をする私
(食事を作ったり、家を整えたりする私)
・仕事をする私
(全力で目の前のことに取り組む私)
・人生を楽しむ私
(美味しいものを食べたり、好きな景色を見る私)

これまでの私は、「仕事をする私」
だけにすべてを託してきました。
私ひとりだから、誰にも頼れない。
そんなふうに思い込んで、
全部、ひとりで背負い続けていました。
やらなきゃ。
頑張らなきゃ。
止まったら、すべてが
崩れてしまうような気がして。
本当は、
頼りたかったときもあった。
甘えたかったときもあった。
でも、
「ひとりでできる自分でいなきゃ」と、
自分に言い聞かせてきたんです。
気がつけば、
休むことも、楽しむことも、
すべて後回しになっていました。

「生きる」ために働いているはずなのに、
いつの間にか、
「働くために生きる」毎日になっていた。
食事を作るために献立を考えることも
スーパーに行って買い物をすることも
億劫になり、1日1食、なんて日も続きました。
この2年は、好きなものに触れる時間も、
どんどん減っていったのです。

気づけば、
「生きる」という一番大事な土台が、
すっかり痩せ細ってしまっていたんです。
私はようやく知りました。
仕事だけを頑張ることが、
人生を豊かにするわけじゃない。
3人の私、全部が元気でいてこそ、
本当の意味で、満たされるんだと。
2025年、癒すことを選んだ私

無理をしてでも走り続けてきた
これまでの私。
けれど、本当の意味で生きるためには、
もう違う選択が必要だと、
心の底から思うようになりました。
無理をして倒れてしまったら、
それこそ、何もできなくなってしまう。
だから、2025年は、癒すことを選ぶ。

これまでとは、違う生き方を選びたい。
体の声を無視して働くのではなく、
心と体が望むペースを
尊重しながら進んでいく。
そんなふうに、自分自身を
大切にする1年にしたいと考えています。
眠いときは、素直に眠る。
疲れたら、潔く休む。
心がワクワクするものにだけに、力を注ぐ。
それが、
私がこの先、元気に、幸せに、
そして自然体で生きていくために
必要なことだと、ようやく素直に
認めることができました。
癒すことは、甘えではない。
癒すことは、次に進むための準備。
これからは、
頑張るためにも、ちゃんと休む。
そんな生き方を、
丁寧に育てていきたいと思っています。
心地いい働き方を探して

癒すことを選ぶと決めた2025年。
じゃあ私は、
どんなふうに働きたいんだろう?
そんな問いが、心に浮かびました。
これまでの私は、
「頑張ること」=「正しいこと」
だと信じてきた。
でも、それだけじゃ、
もう自分を支えられない。
もっと、心地いい働き方を探していきたい。
最近、少しずつ思い出してきたんです。

朝、ゆっくりコーヒーを
飲む時間が好きだったこと。
丁寧にご飯を作って、
ちゃんと味わう時間が好きだったこと。
旅の計画を立てるときのワクワク感。
こういう、小さな「好き」が
積み重なったとき、
私は本当に元気になれるんだな、って。
だから、これからは、
「やらなきゃ」で動くのではなく、
「やりたい」で動ける自分を
大事にしていきたい。
仕事も、生活も、人生も
全部を一緒に味わいながら、
無理なく、自然体で
続けていける働き方を。
それが、これからの私が目指したい、
新しい「しごと」と「生き方」のカタチです。
旅が私を動かすエネルギー

心地いい働き方を考えていく中で、
私ははっきりと気づきました。
私にとって、旅はただの趣味じゃない。
エネルギーそのものなんだ
ということに。
東京出張のとき、
飲み会で星読みをしてもらったのですが、
「あなたは動いているほうがいいよ」
そう言われたとき、
心の底から納得しました。
私は、知らない街を歩いたり、
初めての空気を吸ったり、
その土地のごはんを
味わったりすることで、
自然に元気を取り戻していく
タイプなんだと思います。
でも、だからこそ
大事にしたいこともあります。

私は体力がある方じゃない。
だから、目いっぱい予定を
詰め込む旅ではなく、
その土地に「いる」ことを
楽しむ旅にしたい。
予定を詰めすぎず、
ただ、感じるために、そこに行く。
空気の温度、土のにおい、空の色。
そんな小さな変化を五感で
受け取りながら、
そこにしかない「今」を味わいたい。
旅は、私にとって充電の時間であり、
新しい言葉やアイデアが生まれる、
かけがえのない過ごし方。
これからは、旅をすることも、
ちゃんと「仕事の一部」として
大切にしていきたいと思っています。
やさしく生きる、私のこれから

休むことに罪悪感を抱き、
頑張ることだけが
正しいと思っていた私。
でも2024年、体が教えてくれました。
「もう少し、やさしくしてほしい」と。
無理をして動かしてきた心と体に、
ようやく私は「休んでいいよ」
と言えるようになりました。
そして2025年。
私は、癒すことを選ぶと決めました。
心地よい働き方を探し、
旅をしながらエネルギーを蓄え、
その土地の空気や景色を五感で感じる。
それはきっと、
これからの私にとって、
なくてはならない
「生き方」になっていくと思います。

休むことも、旅をすることも、
そして新しい自分に
出会い続けることも全部、
未来の自分を育てるための、大切な時間。
これからは、
頑張るだけじゃなく、
やさしく自分を抱きしめながら、
しなやかに進んでいきたい。
あなたも、もし今、
がんばりすぎて苦しくなっているなら、
どうか思い出してください。
休むことは、未来への準備。
今この瞬間のあなたを、
そっと労わってあげてくださいね。
さいごに、あなたへ

あなたにとって、
「心から心地いい」
と感じる時間はどんなときですか?
あなたが「本当の自分に戻れる瞬間」は、
どんなときでしょうか?
がんばるだけじゃなく、
休むこと、楽しむこと、味わうこと。
それもすべて、
あなたの大切な「しごと」だとしたら
今日、あなたは、
どんな小さな一歩を
踏み出してみたいですか?
そっと、自分に
問いかけてみてくださいね。