「アンチ万博」だった私が変わった日  情報の海で信じるべきは“誰の言葉”か

テレビやSNSの情報を信じて、
万博に興味すらなかった私。
だけど、20年付き合いのある
美容師さんの一言で心が動き、
オープンチャット仲間と
「大人の夜の遠足」へ。
自分で見て感じることの大切さ、
そして“誰と行くか”の価値を
体感した1日の記録です。

目次

「アンチ万博」だった私が変わった日  情報の海で信じるべきは“誰の言葉”か

「アンチ万博」の私が動いたきっかけ

入り口にて、ミャクミャクと


先日、大阪万博に行ってきました。

実は私、最初は万博に
全然興味がなかったんです。
というか、ちょっとアンチ寄りでした笑。

でも、ある日、美容室でその気持ちが
ガラリと変わる出来事があったのです。


約20年お世話になっている美容師さんが、

めちゃくちゃ良かったですよ!
絶対行ってください!

と力説を受け、
スマホでたくさんの
写真や動画を見せながら
プレゼンいただきました。

美的センスもある方なので、
そんな方が本気でオススメするなら、
ちょっと気になってくるじゃないですか。


テレビやSNSでは
「広いだけ」「不便」「高い」なんて
否定的な声ばかりだったけど、
その美容師さんの言葉には
“熱”がありました。

自分の目で確かめてみよう、
そんな風に少しずつ心が動き始めたんです。

ひとことから始まった“大人の遠足”


美容師さんの話をきっかけに、
「実はちょっと行ってみようかなと
思ってるんですよね、一人で」
と、

私がいつもお昼に配信している
オープンチャットでポロッと
話したんです。

そうしたら、

えっ、一人で行くんやったら
一緒に行こうよ!

とリスナーさんが言ってくれて。

そこから「一緒に行くなら楽しいかも!」
という流れになり、
【大阪万博専用オープンチャット】
を立ち上げました。

誰かが動くと、
周りも「じゃあ私も!」
って自然と集まってくる。


その連鎖がとても心地よくて、
最終的に11人のメンバーで
「大人の夜の遠足」が実現
したんです。

自分が口に出したことが、
こうして現実になっていくのって、
やっぱりおもしろいなぁと感じました。

夜の万博体験!大人の遠足

夢咲駅は予想外の人の多さ!


当日は夜の部に参加しました。
17時から入れる「夜券」
というのがあるのです。
3,700円と1日券6,000円よりお得!

私たちが行く2週間前くらいに
夜券の入場時間が1時間
前倒しになって、16時に!
ラッキーです。

意外とスムーズに入場できた!


どうして夜にしたのかというと…
「暑いのが苦手だから」。

結果的にこれが大正解で、
夜風が気持ちよくて、
少し肌寒いくらいの快適さ。

16時入場で10時閉園という6時間、
効率よく回るプランまで
立てていただいて、まさに大人の遠足!

郵便局も未来な感じ
未来からの手紙、体験中!

一番最初に体験したのが、
郵便局の「未来からの手紙」ブース。

20年後の自分からの
手紙が届くという体験です。

自分の夢を20文字以内で入力し、
性別と年齢を選ぶと、
AIが自動的に“未来の自分”が
メッセージを届けてくれます。
(料金:500円)

20年後の私、ちょっと老けすぎじゃない?


私は、なんと浅田美代子さん
みたいな優しいおばあちゃんが現れて、
「これは、ちょっと老けすぎちゃう?」
って思わず笑ってしまいました笑

未来からの手紙(全文)です。
私の夢は「世界が庭になる」です!

かよへ

かよ、元気ですか?
こちらは2045年、最先端の科学技術が
体験できる都市に来ています。

空には浮かぶ庭園が広がり、
風に乗って花の香りが漂い、
まるで夢のような光景が広がっています。

あなたが41歳の時に抱いた夢
「せかいがにわになる」
が現実となり、いまこうして
その可能性を五感で
感じさせてくれる場所で、
旅行中の充実感は心の中に広がる
庭のように豊かです。

これまでの努力が身を結び、
あなたの夢が形になりましたね。

これからも自分自身を大切にし、
良い時間を過ごしてください。

敬具 2045年のかよより

なかなかいいじゃないですか。
私が「旅行」「五感」という
ワードが好きなのも
なんで知ってるの?と驚き。

参加したメンバーそれぞれが
全然違う未来の姿で出てきたり、
髪の毛が増えてる人がいたり、
太ったりしている人もいたりして、
みんなで大盛り上がり。

一つめの体験だけで、
「来てよかった!」って、
十分楽しめました。

ネットの評判とリアルの景色のギャップ

大屋根リングはまた登りたい!


万博の象徴ともいえる
「大屋根リング」。

ネット上では、

「どうも歪んでるらしい」

「なぜ日本の木を使わないの?」

「虫が大量発生してるらしい」

など、ネガティブな意見ばかりが
目につきました。

正直、私も
「そこまでして見る価値あるのかな…」
「安全は大丈夫なのかな?」

と半信半疑だったんです。

楽しそうな私たち


でも、実際に夜のライトアップされた
大屋根リングを見た瞬間、
思わず「わぁ、きれい…」と声が出ました。

空の下で、温かみのある間接照明は、
幻想的で、どこか神秘的。

私たちがいたエリアには
虫も全然いなくて、
とても快適でしたし、
「全然そんな悪い場所じゃないやん」
と思わずツッコミたくなるほど。

各国の料理があったよ


食べ物も「高い高い」と言われていますが、
500円のビールがあったり、
お手頃なメニューもちゃんとあって、
情報とのギャップを感じました。

たしかに、マスコミが取り上げる
“問題点”がゼロとは思いません。

でも、「なぜそこだけを切り取るのか?」
という報道の偏り
感じざるを得ませんでした。

私たちは、知らず知らずのうちに、
“都合よく切り取られた不都合”
踊らされてしまっているのかもしれません。


だからこそ、自分で見て、
自分で感じて、判断する力
が大事。

その場の空気、目に見える光景、
肌で感じる温度。

大阪万博のリアルは、
ネット上よりもずっと感動的でした。

“誰かと組む”という選択が未来を広げる


最近、感じることがあります。
それは、「一人で全部やる」
時代は終焉を迎えつつあるということ。

今の時代って、みんなが
ひとつのことだけじゃなくて、
複数のことにチャレンジする時代
なってきていますよね。

副業だったり、趣味が仕事になったり、
いくつもの活動を
並行している方も多いと思います。


でも、どれだけやりたいことがあっても、
自分の体はひとつ。

全部を一人で抱え込んでしまうと、
どこかで無理が出てしまう。
私自身も、まさに今その転換点にいます。

だからこれからは、

・自分ができないこと

自分でもなくていいこと

これは、できるだけできる人に任せる

そして、お互いの得意を活かして一緒に形にする。
そんなふうに、コラボやパートナーシップの力を
信じて動くことが鍵になると感じています。


すべてを自分で抱え込まず、誰かに任せる勇気。

それが、心と時間の余白を生み、
もっと大きな価値をお客様に
届ける第一歩になるのではないでしょうか。

そしてその考えを、
今回の万博遠足でも
体感することになったんです。

「万博マスター」の存在

みんなで行けて楽しかった


大阪万博 大人の遠足があんなに
スムーズで楽しい時間になった最大の理由。

それは、“万博マスター”
と今私が勝手に名付けた
リスナーさんの存在でした。

私の講座を受講してくださっている
方なのですが、なんとその時点ですでに
7回も万博に行っていて、
情報量がプロ級。

「どのゲートから入るとスムーズ」

「Wi-Fiはこれを登録しておくと便利」


「この館は空いてるし、見応えがある」

など、細やかなノウハウを
惜しみなくシェアしてくださいました。

今回の遠足は、
“お仕事”として依頼したわけではなく、
自ら案内役を勝手出てくださったのです。

でも、「誰かが得意を活かしてグループを支える」って、
こういうことなんだなと思ったんです。


信頼して任せたら、場が整う。
そして、全体がスムーズにまわる。

これは、これからのチームづくりや
講座運営、イベントのヒントにも
なる気づきでした。

情報はあふれてる。
でも“信頼できる人の体験”

というフィルターがあると、迷わず行動できる。

そんな感覚を、今回リアルに
感じることができた貴重な体験でした。

万博マスターのみきさん
ありがとうございました!

ひとりで行くのもいい。でも“誰かと一緒”はもっといい

インドネシア館の中で


今回の遠足では、
リアルで会うのは、
はじめましての方も
何人かいらっしゃいました。

でも、共通の目的があると、
不思議とすぐに打ち解ける
ものですね。

みんなで食べたり、
歩いたり、写真を撮ったり。

なんでもないことが、思い出になる。

この日、受講者さんから添削の相談もあって、
ふとした会話からお仕事のヒントが
生まれたりもしました。

ここもインドネシア館


ひとりで行っても楽しかったと思うけど、
「誰かと一緒」に体験を共有することで、
心に残るものが何倍にもなる。


人との関わりって、
やっぱりあたたかいなと思いました。

まとめ “情報のシンプル化 × 信頼ベース × 誰かと組む力”

大屋根リングの上からの景色


万博を通じて強く感じたのは、
やはり「誰の言葉を信じるか」
「どこから情報を取るか」が、
これからの生き方の鍵になるということ。

副業や働き方が多様化し、
日々の選択肢が増えるなかで、
思考をシンプルに保ち、
自分にとって信頼できる人を
見極めること
が、
これまで以上に大切になってくると感じました。


そして、もうひとつ大きな気づきがありました。
それは、「すべてを一人でやろうとしないこと」。

私たちはつい、“ちゃんとしなきゃ”と
抱え込んでしまいがちだけど、
本当に大切なのは
自分にできないことは
信頼できる人に任せること
そして、
一緒に力を合わせて作っていくこと


今回の万博でも、
万博マスターのリスナーさんが
いてくれたからこそ、
みんなが安心して楽しめる場になりました。

あれは、“信頼に基づいた協力関係”そのもの。
こうやって人の力を借りながら、前に進む。

それがこれからの生き方、
働き方の新しいカタチ
なのかもしれません。

情報は、絞る。
信頼している人の情報は、信じる。
そして、自分にできないことは、
誰かと組んで一緒に届ける。

そんな軽やかな選択が、
私たちの未来を変えていくと
感じた1日でした。

この記事を書いた人

LPクリエイター
旅をしながら、心と未来を整える。
自由に生きる力と、
私らしいしごとを育てています。
2026年からはSFC修行予定。
元銀行員、中国料理研究家

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